二日酔い

気になる症状  |

484292957二日酔いとは、アルコール飲料の飲み過ぎによって起こる不快な症状のことです。飲み過ぎた後、眠って起きたときに症状が現れます。頭痛、吐き気、倦怠感などの症状があります。二日酔いが起こるのは、体内においてアルコールを分解するときに生成されるアセトアルデヒドの毒性が強いことと、脱水とミネラルバランスの不具合が起きること、そして、アルコールによって胃が荒れることが原因です。

アセトアルデヒドは人体の代謝機能により体外へ排出されますが、摂取したアルコールの量が人体の処理能力を超える量になれば、アセトアルデヒドが一時的に体内に滞ることになり、不快症状が現れます。時間が経てばアセトアルデヒドは体外に排出されるので自然に二日酔いは治りますが、速やかに不快症状からは脱したいものです。二日酔いの治し方のポイントは、アセトアルデヒドの排出を促すこと、脱水症状を防ぐこと、体内のミネラルバランスを正常化すること、そして胃を養生することです。

アセトアルデヒドの排出と脱水症状の回復のためには水分を取ることですが、水だけではミネラルのバランスが崩れます。また、胃のためには、温かい消化の良いものを食べた方がよいでしょう。おすすめは、あたたかいお湯に一つまみの塩とハチミツを溶かしたものを飲んで寝ていることです。もっと食べれられるようなら、雑炊などもよいでしょう。ドリンク剤やビタミン剤などを飲むのも効果があります。

最近はノンアルコールビールも増えましたから、飲まないでも場の雰囲気を壊さないで済むようにはなったと思いますが、それでもパワハラ上司なんかに無理やりアルコールを飲まされる時だってあります。男じゃないとか意味わかんないこという人いませんか?とはいえ、弱い人なら進まないお酒を飲まされれば翌日は二日酔いで辛いはずです。もし、そんなパワハラ上司と飲むなんて人はこちらの二日酔い予防法をよく読んで臨みましょう。

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