便秘とは、3~4日以上排便がなかったり、残便感があったりする状態を言います。
女性の場合は男性よりも骨盤が広く、腸が骨盤内に落ち込んでたるみやすいため、便が大腸に滞留する時間が長くなるため便が硬くなりやすい傾向があるようです。
そのため排便が困難になり、腹痛、腹部の張り、食欲不振、むくみ、肌荒れ、肩こりなどの症状が現れます。
便秘は、腸そのものに通過障害がある器質性のものと、排便に関わる機能や自律神経に原因がある機能性のものとに分けられます。
器質性のものには先天的なもとの後天的なものがあり、先天的なものでは腸がねじれていたり長かったりします。
後天的なものでは大腸がん等による手術の影響があります。
機能性のものには3つのタイプがあり、それぞれ原因が異なります。
1つ目は弛緩性便秘です。
食事で取る繊維質が不足や食事の量自体が少ないとなりやすくなります。
便の量が少ないので、便を送り出す蠕動運動が弱くなっている状態です。
水分不足、腹筋力の低下も原因の一つです。
2つ目は直腸性便秘です。
トイレに行くのが億劫だったり恥ずかしい人がなりやすいです。
便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞してうまく排便できなってしまいます。
3つ目は痙攣性便秘です。
いわゆる過敏性腸症候群で、原因はストレスと言われています。
比較的若い人に多く、コロコロとした固い便になり、交互に下痢になることもあります。
重度な場合はもちろん薬を活用することも必要ですが、日常の食生活の見直しだけで改善されることも多いです。
私の場合、朝食はパンにオリーブオイルを浸して食べているのですが、それからお通じがよくなった気がします。
オリーブオイルとお通じの関係についてしらべてみると、いろいろな便秘情報にいきあたりますが、やはりオリーブオイルは便秘にいいようです。
なんでも、便秘の解消には油分の摂取も必要なのですが、オリーブオイル特有のオレイン酸は、小腸に刺激を与えて活性化し、便のすべりをよくする働きがあるそうです。
また、大腸においては便を柔らかくし、出やすくしてるとか。
すごい、オリーブオイル万能ですね!