喘息には子供のころからのものと成人になってから発症するものがあります。
遺伝によるものも多く、家族の中にアレルギー体質の人がいる場合は、子供のうちから発症する原因となります。
その場合は成長するうちに良くなっていく場合が多いのですが、中にはそのまま続いたり、またいったん治っても成人してまた発症するという場合もあります。
成人になってから突然発症した場合の原因としては、アレルギー体質の人も多いですが、必ずしもそうとは限らず、風邪を引いたことがきっかけになったり、環境の変化などが原因で、突然発症することも少なくないのです。
また過労やストレスが原因になることもあります。
喘息の症状は咳と痰、そして息苦しさです。
そして喘鳴と言って息をするたびに胸からゼーゼー、ヒューヒューという音が聞こえてきます。
それが大きな特徴ですが、喘鳴がない場合もあり、自分でも喘息だとは分からないこともあります。
喘息の症状は突然出ます。発作がないときは全く普通と変わりないのです。
そこで病院に行って治療をしないで放っておくと、気管支がますます過敏になって発作が起きる感覚が短くなってしまうので、早めに呼吸器科かアレルギー科に受診することが大切です。
病院で薬を処方してもらい、服用することで発作が治まり、また起きにくくなるので、苦しい思いをしなくても済むのです。