息切れ

気になる症状  |

息切れとは走ったり、激しい運動をした場合などに、呼吸が乱れ、息をするのが苦しくなる状態を言います。これは血液中の酸素が少なくなったときにおこる症状で、健康な人でも運動の後などには起こります。
しかし、日常生活の中で軽く動いただけで息切れがする場合は他に原因があるかもしれませんので、注意しておきましょう。

とくに以前、同じ動きをしても何ともなかったという人の場合は体力低下という年齢のせいだけでなく、病気を併発している場合があります。例えば、肺や心臓の病気だったり、貧血や喘息の場合もあります。手遅れになる前に病院へ行って血圧や肺活量から検査をしてもらったほうがよいでしょう。
また、喫煙者には軽い息切れから始まり、そのあとほっておくとCOPDという慢性閉塞性肺疾患という大きな病気になる場合がありますので、注意しておきましょう。

息切れがあまりにもひどく、呼吸困難とまでなると、血液中の酸素がかなり少なくなっているということなので、おさまるまで安静にしておくということではなく、即、病院へ行ったほうがよいでしょう。
何気なく日常的に息切れは起こるものですが、大きな病気の原因の前触れの場合もありますので、自己判断せずに医師に相談したほうがよいでしょう。

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